展覧会情報です。
HITO展
2025年4月2日㈬〜4月13日㈰ *休廊4月7日㈪
10時〜17時
人の本質は、多様な視点から捉えられます。本展では人の存在を探求し、その奥深さを見つめ直します。それぞれの作品が語る「人」というテーマを通じて、鑑賞者自身の存在や他者とのつながりを改めて感じるきっかけになれば幸いです。
[出展作家]
Adama C. Turay
絵を描くことは、絵を書くこと。
それを心に留めること。
その制作は、絵描きの愉しみであり、また、束縛するものでもある。
普遍的なこと。
現在は、主に家族をモチーフにし、制作を続けている。
小山桃
ただ存在としてあるというだけでなく、いた時の付随する雰囲気とか言葉とか思いとか、そんなものを全て抱えた状態で表現したいと思っています。
太井潤一
今まで培ってきたものを活かす
今までこだわってきたものを捨てる
ふるやみか
「SOTAI」はすべての人を表す記号です。
人はいろんな感情を持ちながらそれぞれの日常を生きています。その日常には人以外のものが多様にあり、人を組み立てている要因でもあります。
今回は人のように、「一定のルールを持ちながらも、少しずつ変化していくもの」を記号として表現しました。
それぞれの記号には、見る人によってそれぞれのルールがあり、異なる認識が生まれます。
作品を通して、自分なりのルールや意味を感じ取ってみてください。
前田彩華
水墨画の技法と、丸ペンによる細密表現を併せて制作を行う。
主に人物表現で、美しいと思うものや理想の世界を描く。
mis
「人」という存在は、感情の集まりのように思います。
喜びや悲しみ、愛しさや切なさ、言葉にすらできない気持ち。さまざまな感情が重なり合い、表情や仕草、見た目に現れる。だからこそ、私は「人」を描くことに魅力を感じるのかもしれません。
めきょ
「強い意志や感情を秘めた少女たち」を透明水彩で描いています。自分の中の悲しみや恐れ、既に失った物への思慕を、儚くも芯の強さを感じられる少女の姿へ昇華しています。
今回の展示では、人の存在を主体とした水彩イラストを制作しました。人の生活を象徴する灯火、人の感情を映した夜空、満ち欠けする月を人生に見立てた光景等、人とその営みを描きました。
やまざきなな
空虚な瞳の子どもは鑑賞者の内面に働きかける「問い」そのものであり「過去と向き合うための鏡」である。やまざきの作品は鑑賞者がそれぞれの過去と向き合うために、あえて混ざり合ったままの記憶をそのまま提示し「不明瞭な記憶の断片」として表現されている。だからこそ、見た人によって受け取るものが変わり、時には心地よく、時には胸が締めつけられるような感覚を生むのだろう。それはまさに矛盾の肯定だ。
Gallery&Cafe AQUA
073-463-4640
https://www.gc-aqua.com/